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All About Contact Centers⑲

  • 執筆者の写真: Takashi Kimura
    Takashi Kimura
  • 6月11日
  • 読了時間: 1分

カルビーのお客様相談室は、日々届く顧客の声(VOC)を「クレーム処理」で終わらせず、品質管理や製造工程の改善へとつなげる起点として機能しています。


同社では、集約された声を品質保証や商品開発など関連部門へ横断的に共有し、組織全体で活かす文化が根づいています。この改善サイクルがブランドへの高いロイヤルティを支えており、売上高の継続的な拡大という数字にも表れています。さらに同社の強みは、2026年5月の中東情勢緊迫化による資材調達難に際し、主力商品のパッケージインクを白黒2色へ迅速に切り替えて安定供給を最優先した事例にみられるような、外部環境の変化に対する圧倒的な意思決定のスピードにもあります。


お菓子という生活密着型の商品において、顧客の声は最もリアルな市場調査であり、社会情勢への俊敏な対応力とともに同社の競争力の源泉となっています。


こうした他社事例に学び、VOCを組織運営やインフラ基盤へ還流させることは、顧客体験(CX)の高度化に直結します。顧客の声を経営の「中心」に据え、変化へ柔軟に適応し続けることこそが、中長期的な既存顧客との関係深化(LTVの最大化)を果たすための本質的なアプローチです。


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