All About Contact Centers②
- Takashi Kimura

- 5月20日
- 読了時間: 1分

経営層・マネジメント層が混同しがちな「コールセンター」と「コンタクトセンター」。この違いは単なる名称変更ではなく、企業の顧客戦略そのものの転換を意味しています。
1980年代に誕生したコールセンターの役割は、電話による問い合わせを効率的に処理する「窓口」でした。しかし、1990年代のシステム進化により顧客情報と紐づく拠点へと変わり、さらに2010年代のスマートフォン普及が決定的な変化をもたらします。メールやチャット、SNSなど、顧客との接点が爆発的に多様化したのです。
このあらゆるチャネルを統合し、多様な顧客の声(VOC)を総合的に分析する役割を担うことで、コールセンターは「コンタクトセンター」という、経営の「中心」組織へと進化を遂げました。
近年ではGPT-5をはじめとする生成AIの台頭により、文脈を理解するAIエージェントの実用化も進んでいます。センターはもはや単なる苦情処理の場ではありません。顧客体験を磨き、LTV(顧客生涯価値)を最大化させるための、企業の生命活動を支える最重要拠点なのです。
